正しい四柱推命はどれ?沢山ある四柱推命、どれを選べばいいのだろう。
皆さん、ようこそ。このページをご覧になられる方は大半の方が「四柱推命」のことをご存知かと思いますが、中には四柱推命について、あまり知らない方もいらっしゃると思います。そんな方の為に四柱推命のことを分かりやすくお伝えしようと思い立ちました。四柱推命にお詳しい方にとっては得るものがあるような高度な内容ではありませんので、あらかじめご了承下さい。
しっかりした四柱推命と、少し怪しい四柱推命を見極めましょう
弊社の願いは、一般の皆様が理に適った正しい四柱推命と、そうでない「怪しい四柱推命」を見極める知識を持っていただくことです。怪しい四柱推命は今や、ネット上のいたるところに溢れております。世の中には大変素晴らしい四柱推命の先生が沢山います。正しい四柱推命を長年勉強されて、悩める方の為に真摯に対応されている先生方です。
しかし一方では、あまり勉強されてないと言わざるを得ない方もいらっしゃるのが現状です。不勉強な先生と、そうでない、よく勉強されてる先生の違いを見極める知識を皆さんに持っていただきたく、このようなページを作りました。
四柱推命で判断できること、分かること
それでは四柱推命でどんなことが判断できるかを簡単に説明します。
※下記以外の事柄も判断できます。
- その人の性格、適性、能力、優れている点
- どれくらい仕事で発展するか、発展する年
- 父母縁、兄弟縁、恋愛、結婚縁
- 父親、母、兄弟、配偶者との関係は良いか、あまり良くないか
- 配偶者の傾向、出会いやすい異性のタイプ
- 良い出会いの期待できる年、良くない出会いに注意の年
- 生まれつきのお金縁、お金が減りやすい年、お金縁が良い年、お金縁の程度
- 多くの財産を築けるか、生涯、平穏な収入か、貧乏しそうか
- その人の体質(生まれつきの弱い部位など)
- 健康面、病気に注意するべき年(病気に罹りやすい年)
- 何年にどこの部位、臓器の不調に注意すべきか、その不調の程度
- 心の病気、引きこもり、いつ頃、気力、元気が出るか
- 不妊について(不妊傾向の軽重)、授かりやすい時期、授かりにくい時期
- 離婚しやすい時期、不倫、浮気に注意の時期
大体のことを挙げましたが、それ以外のことも色々と判断できます。弊社で用いる中国式の四柱推命では、「時期の特定」を行ってます。「2024年に、この部位の健康面に注意して下さい」とか、「2026年に良い出会いの可能性が高いです」とか、「来2025年から元気が出てきて仕事運、お金縁が良くなりますよ」など、具体的な「年」を出してアドバイスを行ってます。
まあ、その程度は、「四柱推命なら当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、 決して適当にお伝えしているわけではありません。なぜ、私が中国式の四柱推命に拘るかは、分かりやすい理論と確かな精度にあります。
中国式の四柱推命と、一部の日本式四柱推命との違い
弊社で行っている四柱推命は中国式でして、五行の強弱(ごぎょうのきょうじゃく)、格局(かっきょく)、喜神(きしん)、忌神(いむかみ)というものを判断します。天中殺(てんちゅうさつ)や空亡(くうぼう)などを一切用いないのは当然のことです。そして四柱推命判断に非常に時間を掛けます。
例えばですが、ご相談を申し込まれてから30分から1時間の間で、四柱推命判断の結果をお伝えすることは難しいですし、そのような鑑定はしていません。弊社では、四柱推命判断に入りまして、お1人に対して数時間は考える時間を要します(四柱推命判断と、何とアドバイスするかを考える時間の合計が数時間)。まれに格局の判断が難しいお客様がいらっしゃいます。そんなお客様の場合、メールでやり取りしながら、格局の見極めのための検証を数日は行います。そして、ご相談お申込みから5日程度で判断の結果をお伝えしてます。
弊社の四柱推命の特徴としては、大運(たいうん)と年運(ねんうん)と命式(めいしき)の3点セットで、1年毎に、五行の強さの変化(ごぎょうのつよさのへんか)を確認していき、「通変星の字面」での判断ではなく(劫財は良くないとか、傷官は傷つけて良くないとか、偏印は偏っているとか)、五行の喜神、忌神の命式への作用を細かく視ながら色々な判断をしていきます。
「四柱推命の命式」だけでは、人の人生は判断できない
最初に断言しますが、人の人生行路は命式も大事ですが、「大運、年運」も非常に大事です。命式が多少悪かろうと大運の流れが良ければ発展しやすいです。命式が良くても大運の流れが良くなかったら苦労は多くなりやすいです。そういう意味でも、弊社は、ご相談を申し込まれた方、全員に対して、100年の運気(大運)を必ず出すようにしてます。その上で、色々なご相談に回答やアドバイスを行ってます。
※M&L コンサルティングの四柱推命では下記のような一律、断言的な見方はいっさい行いません。下記は主に、「日本式の四柱推命」でよく見られるものです
- 「正官年だから良い年」
- 「十二運で建禄、帝旺、冠帯の年だから良い(強い)」
- 「十二運の帝旺、冠帯があると身強とする」
- 「絶、病、墓、死の年は良くない(弱い)」
- 「空亡(天中殺、大殺界)だから良くない、発展性は無い。大人しくするべき」
※弊社では、上記のように断言するような四柱推命判断はしていません。
お詳しい方が読めば、「そんなの当たり前だ」と思うでしょう。
また、下記のような考え方は少し注意が必要です
- 劫財(ごうざい)だから良くない(劫財年にお金が入る方がいます)
- 喜神(きしん)・忌神(いむかみ)は信じなくていい(まず格局や喜神・忌神を正確に出せるようになってから言いましょう)
- 生まれた時間を見なくても四柱推命はできる(三柱推命になります)
- 四柱推命に算命学をプラスして占うのでよく当たる(四柱推命をプロレベルでマスターしているなら、算命学は特に必要ないでしょう)
- 倒食(とうしょく)だから良くない(良い倒食もあります・・)
- 偏印(へんいん)だから良くない(良い偏印もあります・・)
- 傷官(しょうかん)だから良くない(良い傷官もあります・・)
- 正財(せいざい)や傷官(しょうかん)があると鬱になる(正財、傷官あって鬱とは無縁の方はたくさんいます)
- 傷官(しょうかん)が多い女性は結婚縁が良くない(傷官が多くて結婚縁が良い方も沢山います)
- 官星(かんせい)が多い女性は複数の男性と同時に交際する(官星が多くて良妻賢母な素晴らしい方は沢山います)
- 正財(せいざい)、正官(せいかん)、印授(いんじゅ)の年に発展(それらの年にどん底になる方もいます)
- 天中殺(てんちゅうさつ)、空亡(くうぼう)の年は物事は上手く行かない(天中殺年に大発展する方もいます)
- 天戦地冲(てんせんちちゅう)だから悪い(その年に大活躍する方がいます)
- 干合(かんごう)の年だから良い(干合の年にどん底になる方もいます)
- 冲(ちゅう)の年だから変動がある、良くない(冲の年に発展する方もいます)
- 三合(さんごう)、方合(ほうごう)が地支に揃うから良い(三合、方合がすごく悪い方もいます)
以上のようなことばかり載ってる四柱推命のウェブサイトがネット上に色々ありますが、果たしてそれで、精度ある四柱推命判断ができるのか甚だ疑問を感じます(疑問だらけと言えます)。劫財(ごうざい)だから良くないとは限りませんし、正官(せいかん)だから良いとも限りません。劫財(ごうざい)が良い作用をする人もいますし、正官(せいかん)が非常に悪い作用をする人もいます。
中国式四柱推命ではどうやって占うの?
弊社で行う中国式の四柱推命は、前述のように、「日本式四柱推命」にありがちな解釈は用いません。何々だから良い、良くないではなく、もっとシンプルに簡単に言えば、「喜神だから良い」、「忌神だから良くない」と考えます。喜神(きしん)、忌神(いむかみ)が大事です。なお、他の流派でよく言う、「用神(ようじん)」という用語が意味するものについては、その用神(ようじん)という用語自体は用いませんが、その意味合いの事柄(考え方)は当然、考慮して四柱推命判断を行っています。