四柱推命歴21年、プロ活動歴16年の私が独断と偏見で、従強格（じゅうきょうかく）について、思うことなどをお話します。教科書的な小難しい説明は省きます。プロの四柱推命家の雑談みたいなものと思って気楽に読んでください。
私が知っている従強格の女性社長
従強格（じゅうきょうかく）と言えば、私の中では、真っ先にとある人（女性）が思い浮かびます。その女性の方が従強格（じゅうきょうかく）です。なお、芸能人や著名人ではなく、一般の方なので、皆さんは知らない方です。その従強格の女性の職業は、「経営者」です。縁あって、その女性経営者と知り合って、一時期、その方の元で働いていたことがあります。
従強格の女性経営者の働きぶりがすごかった
その従強格の女性経営者の方の働きぶりを表現すると、「とにかく仕事が速い。仕事をいくつも沢山抱えていて、それらを同時進行でドンドン進めていく。振れる仕事はドンドン従業員に振っていく。従業員以外にも外部の人間にも振れるものは何でも遠慮なく振っていく（有料で。その出費は惜しまないように見える）。こんなに仕事のできる女性は見たことない」という感じです。
あまりに女性経営者の仕事ぶりがすごくて、自信を喪失しそうになる
私はそんな女性経営者のもとで数か月、働いていましたが、「自信を喪失しそうになること」が何度もありました。私もある程度、仕事を、きちんとこなすことに自信がありましたが、その女性社長のレベルはさらにハイレベルでした。
とにかく、その女性社長は良い意味で違っていました。こんなに優秀な頭の回転の速い、視野の広い、論理的で冷静な女性も世の中にいるんだな～と感嘆したものです。「男でもこんなに優秀な人はいないな」というのが2024年現在の感想です。
従強格（じゅうきょうかく）の傾向
従強格（じゅうきょうかく）は印星が喜神で強い従格ですが、私の中での従強格のイメージは、その女性社長のような感じです。中国式四柱推命の教科書で習った通りで、聡明で頭の回転が速く、要領よく仕事をこなします。
なお、弊社のお客様（相談者）において、もっとも少ない従格（じゅうかく）が従強格（じゅうきょうかく）です。なんで従強格（じゅうきょうかく）のお客様が少ないかは分かりません。反対にお客様の中で1番多い従格（じゅうかく）は、従旺格（じゅうおうかく）です。
従強格（じゅうきょうかく）の仕事ぶり、稼ぎ方
従強格の著名人については、私が知る限り、アーティスト（音楽関係）に少しいらっしゃいます。その方はプレイヤーと言うよりは、作曲・編曲で卓越した力を発揮されていました。従強格の命式には「財星」が基本的に存在しませんが、その音楽アーティストの方は財星が無くとも莫大な財を築いていました。従強格の方は「印星」による能力を活かして色々な仕事をこなし、それが社会から評価されてお金が入ってきます。本人は「お金儲けをしよう」など何も考えてなく、ただ単に自身のやりたいことを徹底的にやっただけです。
従強格の方へのアドバイスとは？どのように助言する（一例）
弊社に相談される方の中にもいらっしゃいますが、「私、お金に興味が無いですし、お金儲けのアイデアも知識も無いのですが、どうやって自分でお金を稼げばいいのでしょうか？」という相談を受けることがあります。
あくまでも仮の話になりますが、その相談者様が、「何かの分野で日本一や世界一を目指せる才能がある」と四柱推命で判断された場合、「好きなことを徹底的にやってください。そしてその分野でまずは県でナンバーワンぐらいになりましょう（イメージ的に県ナンバーワンで構いません）。その次は日本一を目指してください」とアドバイスします（なかなか、そういうアドバイスをすべき相談者様が現れないのが現実です）。
県でナンバーワンにでもなれば、周囲の知人や家族がほおっておきません（支援、援助の申し出が自然に出てきます）。もし、日本一にでもなれば色々な企業からの引き合いも出てくるかもしれません。世界一になれば、黙っていても勝手に向こうから色々な申し出が来るようになります。ご自身が「稼ぐ才能」が全く無くとも、周囲が、「この方は逸材だ」と見なして、あの手、この手で引っ張り上げてくれます。
例えば過去、日本一になった某ロックバンドは当初、売れないバンドでした。しかし、地道にライブ活動を続ける中で、少しずつ、そのバンドの魅力が広まっていき、ライブハウスが満員になり出して、どんどん、ライブハウスを大きい収容人数のところに変えていきました。そのような段階になると、ライブハウス側もほおっておきませんし、自然とレコード会社の耳にも、そのバンドの人気や凄さや、ライブハウスをどんどん変えてるという話が入ってきます。そして、そのバンドはめでたくメジャーデビューを果たして、わずか数年で日本一のバンドと呼ばれるようになりました（そして人気絶頂の最中、解散しました）。