空亡、天中殺、大殺界はすべて同じものです。空亡、天中殺、大殺界は無視するのが1番です。
いまだに空亡(くうぼう)、天中殺(てんちゅさつ)は良くないなどと平気で言うプロ占い師が少なくありません。弊社では空亡、天中殺は一切無視です(使いません)。そんなもの信じてたら、まともな四柱推命は一切できません。
空亡、天中殺の年に出会った相手とは上手くいかないと言われました。
弊社の四柱推命判断においては、恋愛が上手くいく、いかないは天中殺、空亡とは一切、関係ないと断言できます。空亡年に出会った相手だから、絶対に上手くいかないということもありません。そもそも、「天中殺」、「空亡」という理論自体、四柱推命の長い歴史の中で少々怪しいものです。日夜、真摯に真面目に四柱推命を研究されている先生の大半は、天中殺(てんちゅうさつ)、空亡(くうぼう)を一切用いずに四柱推命鑑定されている現状がございます。
「天中殺、大殺界、空亡」を信じる信じないは皆さまのご自由です。ただ、弊社は、それら、「天中殺、大殺界、空亡」を全て否定する立場です。弊社では、これまで11年間、多くの方を四柱推命判断してきました。それらのお客様のデータを1つ1つ分析したところ、空亡年に良い出来事が起こってたり、好調だったなどのケースが数えきれないくらい見られます。もちろん、空亡年に不調なお客様もいらっしゃいましたが、好調なお客様もいらっしゃる。その比率はおおよそ「5対5」です。
たとえば空亡、天中殺年に結婚をされて、10年後、20年後と仲睦まじいご夫婦もいらっしゃいます。空亡、天中殺の年に昇進、事業が発展した、金銭面で好調など、実に多くの良い出来事が起きてる事例があります。
また私も2011年の「辛卯(かのとう)」の年は、「大運空亡と空亡」が重なった、天中殺、空亡の理論では実に不運な年でした(私は寅と卯が空亡です)。かの有名なH木K子氏の理論からすれば、「宿命大殺界」と「大殺界」が重なった要注意の年でしたが、何もトラブルや問題なく健康に過ごせましたし、弊社の経営も好調でした。この事実を、きちんと説明できる理論が、「空亡、天中殺」に存在するのであれば、少しは信じてみようと考えるのですが、現状では確かな理論は存在しないようです。
※陰転(いんてん)、陽転(ようてん)という「理論」を見聞きしますが、そのような都合の良い理論ではなく、合理性、整合性が十分に取れた、誰もが納得できる理論を「確かな理論」と定めます。
来年から大殺界に入るようで何だか怖いです・・。大丈夫でしょうか?
弊社の四柱推命判断で何も問題なければ大丈夫です。運気の良し悪しは、四柱推命において、「喜神(きしん)」、「忌神(いまがみ)」で判断するのが正しい判断です。天中殺、空亡、大殺界などは、「プロの現場」では一切、重要視されていません。アマチュアの方が熱心にそれらを用いて運気を判断しているようですが、信じたいのでしたら、信じれば良いと思います。「正しい運気判断」を行いたいなら、そのような大殺界、空亡、天中殺などを信用せず、「天中殺、空亡、大殺界は使わない」と標ぼうしている実力のあるプロの方に視てもらって下さい。
天中殺、空亡年の結婚は離婚率が高いとよく言いますが本当でしょうか?
そのような再現性、整合性の確認が十分に取れてない、出所不明な情報で人生を誤らないようにしていただきたいです。この占い業界は、「エビデンス」が全く重視されていない現状があります。「真実とはいいがたいこと」を真実と見せかける、まことしやかな情報が世の中には横行してますのでご注意下さい。離婚率については、弊社の四柱推命で色々とデータがありますが、空亡、天中殺年に結婚されたご夫婦は離婚しやすいなどは無いです。気にする必要は一切ありません。
来年から天中殺だから、結婚は2年程、延期しなさいと言われました。
弊社の四柱推命で判断して何も問題が無ければ天中殺年の結婚も大丈夫です。結婚したい幸せなお2人がいて、タイミング的にも良い、経済的にも問題ない、結納や両家顔合わせもスムーズに終わり、機は熟しているのに、その事実を無視して、「結婚は2年ほど延期しなさい」とは正気の沙汰ではないです。
こういう「非常識で変な占い師」には十分にご注意ください。この業界は「常識が欠如した占い師」が少なくありません。弊社が自信を持って、幸せなお2人の結婚を応援させていただくとともに、お2人の結婚が輝かしいものになるようアドバイスさせていただきます。
空亡、大殺界、天中殺は本当に悪いことが起きるのでしょうか?
空亡年に本当に良くないことが起きる方もいますし、何も起きない方もいます。その見極め、判断は弊社の四柱推命で可能です。空亡年だから必ず悪いことが起きるとは限りません。
空亡(くうぼう)は今後、20年、30年のうちに廃れていくと思います。
空亡(くうぼう)というのは、大昔から存在する四柱推命の常套句(じょうとうく)と言いますか、例えるならば、四柱推命における「生きた化石のシーラカンス」と言いますか、大昔からの四柱推命の名残だと思ってます。
四柱推命の有名なバイブル、滴天髄(てきてんずい)には空亡(くうぼう)はどこにも載っていません。そんな空亡(くうぼう)について、実践上、感じていることを説明していきます。
空亡の的中率は怪しく感じてます。
率直に言いますと、空亡(くうぼう)の的中率が怪しいと感じてます。弊社に相談されたお客様100人中、80人以上の方に例外なく、12年ごとに巡る空亡年に毎回、良くないことが起きているなら、私だって喜び勇んで「空亡は当たるね~!すごい!」となり、空亡を使って、お客様にアドバイスします。ところが、これまでのお客様のデータを検証した結果、「空亡年だから必ず悪いことが起こるってわけではないね・・・・・」と言わざるを得ないデータを多数、確認してます。弊社では空亡(くうぼう)を完全に無視してます。「空亡ってあまり当たらないね、半分ぐらいは当たるかな」というのが私の結論でございます。
「いや、自身の経験では空亡、天中殺に根拠はある。当たるんだよ」というプロの方もいるでしょう。それは、その方の自由だと思います。四柱推命は様々な流派、考え方がありますので、「空亡」の考えを信じる方は信じて判断すればいいことだと思ってます。おそらく、その方々がやってる四柱推命と弊社の四柱推命では「理論」が違うのでしょう。
「半分当たればオッケー!」では運命学は話になりません。
空亡に対して、「良いことが起きるのか、それとも良くないことが起きるのか、100%正確に当てなさい」とは言いませんが、せめて10人中、7人から8人程度は間違いなく、「空亡、天中殺、大殺界が必ず当てはまる」という精度が欲しいものです。「天中殺、大殺界は陰転(いんてん)することもあるし、陽転(ようてん)することもある」という、なんだか都合の良い言い回しが、どこかの占いではあるようですが、「良いか良くないか」なのは当たり前です。
そんな、「2つに1つは当たる」というのは、下駄を飛ばして、「表が出たら明日は晴れ、裏が出たら雨」と同じ確率です。人様の人生を的確に視て、アドバイスする為の運命学(うんめいがく)が、そんな下駄占いと同じ、50%の的中率ではお話になりません。「2つに1つは当たる」なんて精度の空亡(くうぼう)は私の仕事では、とてもとても怖くて使えません。 もちろん、空亡年に良くない出来事が起きる方も世の中にはいますが、それについては、弊社の行う中国式の四柱推命により、 明確な判断、見極めが可能な為、空亡、天中殺の理論は正当性、整合性に乏しい理論と言わざるを得ない状況です。
空亡は無くなる必要はありません
現在でも「空亡、天中殺、大殺界」の日本三大占い常套句はしぶといです。空亡年に良くないことが起きてしまった、「空亡が当てはまる人」もいるようなので、なかなか消えないで残っている状態です。でも、人生の半分は誰でも運気が下がるのですから(中国式の四柱推命の考え方)、空亡年(くうぼうどし)と忌神運(いまがみうん)が重なる確立も言わば50%なんです。50%は当たる空亡(くうぼう)を、ことさらに「正しい!」と主張している方をたまに見かけますが、その主張は根拠(エビデンス)に乏しいように感じます。
あと数十年もすれば空亡は次第に殆どと言っていいくらい、見向きもされなくなるだろうと予測してます。世の空亡を使う占い師さんが空亡をどんどん使用してくれるからこそ、弊社で行っている、「空亡を使用しない中国式四柱推命」の精度が引き立つとも言えますので、どんどん天中殺、空亡を使っていただきたいと思います。
私は別に「空亡なんか消えて無くなれ~!」と言いたいのではありません。「空亡」は外れる確立が半分はあるので、あまり信用し過ぎても良くないですよと言いたいのです。空亡を一生懸命に信じるより、もっと精度の高い四柱推命があるんだから、それを信じればいいじゃないの?と日々思うのですが、皆さん、大衆広告、余興的初心者レベルの四柱推命の流布により、疑問も抱かず、空亡(くうぼう)、天中殺(てんちゅさつ)、大殺界(だいさっかい)を信じてらっしゃるようです。